最近、季節的にも「多汗症」に関わるニュースが多くなってきましたね。
今日もこんなニュース記事がありました。
記事に書かれているスメルハラスメントを略して”スメハラ”なんて言葉、初めて知りました。(汗)さすがニオイの記事だけにバズワード的な香りがプンプンします。。
ちなみに僕の場合は、大量の汗をかくことそのものが悩みで、幸い(?)にして「ニオイ」の方は問題ないようです。
が、記事にあるように汗には「ニオイ」問題もかなり絡んできますよね。ただ、ニオイの場合は、制汗剤による効果がある程度、立証されているんじゃないかと思います。
この記事の目的も、ニオイについて周囲だけが気づいてて当の本人が気づいていない場合もあるから気をつけてね、と言う注意喚起なのだろうと受け止めました。
以下に記事で挙げられていたタイプをあらためて転載しておきます
ちなみに今僕が使用しているのは、ロールオンタイプのパースピレックスですが、この記事で指摘があったように海外製の刺激が強いものに該当しちゃうものなので、選ばれる際はぜひ慎重に判断してください。
精神性多汗症の人は、制汗剤の前にまずありたい姿から考えよう
さて、ニオイの問題はデオドラント系の制汗剤で、ある程度回避が可能だと思います。(違っていたらすみません。。)でも、精神性多汗症による汗は、制汗剤だけでは限界があります。(先日のニュース記事で触れたように、汗腺の構造自体が不確かだったため、当然といえば当然です)
case. 満員電車での滝汗をふりかえる
例えば、満員電車での滝汗をなんとかしたい人は、汗を止めることだけが全てだと思ってないでしょうか?だから、その汗が止まるための制汗剤をずっと探し求めていませんか?僕もある時まではそうでした。自分にあった「汗を止めてくれる制汗剤」が必ずあるはずだ、と。
でも、よくよく考えると満員電車での滝汗が治った理由は、制汗剤が効いたからではなく、その場所で汗のことが気にならなくなったからでした。
本来の目的に意識を向けたら・・・
一時期、とても仕事が忙しくなり、心身ともにくたびれていました。そんな時には満員電車でたまたま座れた途端に眠ってしまうということがありました。
それからは、眠ってさえしまえば汗を気にやむことはないのでは!?と考えて、通勤時に座れる時間に家を出るようにしました。これは必然的に朝方の生活になり、ある意味副産物でした。
さて、しばらく座ったら眠るを繰り返していると、たまに眠くないときも出てきます。
せっかくなので、そのときは本を読むことにしました。すると、今度はその時間が快適な空間になったのです。それからは、電車の中では本を読むことが習慣になりました。いつの間にか、立っている満員電車の中でも読むようになりました。(*満員電車のKindleは、片手でページめくりもできるので結構オススメです。)
そして気づけば、満員電車で汗を気にすることはなくなっていました。
一旦、汗の問題を手放すこと
つまり、僕は満員電車でありたい状態(座って本を読むこと)に近づくために、「早起き」という行動によって、その場での汗を克服したわけです。とはいえ、制汗剤や内服薬など何かの力は借りていたはずです。
でも、ここで大事なのは、制汗剤や内服剤は必ずしも大事ではないということです。極論、汗をかき続けようが、座って本を読むことはできるからです。さらにいえば、汗をかいていた時もありました。ハンカチで額を拭ったことも何度かあったことを記憶しています。が、それでけです。汗を拭き取ったあとは、もう本を読むことに集中していました。
制汗剤探しはほどほどに
このブログでも制汗剤を色々と紹介していますので、戸惑う方もいるかもしれませんが、結論はなんでも良いのではないかと思うわけです。
ちなみに、当ブログでイチオシの制汗剤は、パースピレックス・ローション(Perspirex Lotion) です。
ですが、何度もいうように精神性多汗症に効く完璧な制汗剤は、まだこの世の中にはありません。ですから、極端な話、制汗剤はある種の安心感を得るためのもの、お守りがわり、ぐらいに考えていた方が、もしかすると良い結果を得る近道になるんじゃないかな、と僕は考えています。
制汗剤選びをずっと続けている方は、ぜひ一旦やめてみて、汗の悩みをなんとかしたい場面で本当はどのような状態になりたいのかを想像してみてはいかがでしょうか。
何か見えてくるものがあるかもしれませんよ。
Kindle (Newモデル) Wi-Fi、ホワイト、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー