コロナ禍のテレワークにより日々の通勤から解放され約3ヶ月が経ちました。もはや、これが日常と言えるぐらいには落ち着きを取り戻したように感じています。
おかげで長らく更新をしていなかったブログにも向き合えるようになり、皮肉なことにコロナウイルスのおかげ(?)で予期せぬ自由を手に入れ、まさに世の中何が起こるか分からないものだと実感しております。
またコロナがもたらしたテレワーク時代の幕開けは、人前に出るのを避けたい私のような多汗症患者にとって、おおっぴらに歓迎はできないものの、アフターコロナに向け、この働き方が定着することを願っている一人でもあります。
多汗症とテレワーク
テレワークについては、色々とそのメリットなどが語られてますが、
多汗症患者の視点でも少し、紐解いてみたいと思います。
これまで | テレワーク | |
通勤 | 汗 | なし |
会社 | 汗汗 | 汗? オンラインミーティング |
ランチ | 汗 | なし |
顧客訪問 | 汗汗汗 | 汗? オンラインミーティング |
アフター5 | 汗 | なし |
帰路 | 汗 | なし |
多汗症の目線でテレワーク、圧勝です。(笑)
表を見れば一目瞭然ですが、汗のトリガーはもはやオンラインミーティングしかありません。
つまり、テレワーク時代の多汗症は、
オンラインミーティングを制すれば多汗症を制する
と言えるわけです。(ドヤ)
オンラインミーティングをどう制するのか?
ぶっちゃけて言ってしまえば、
・基本ビデオをオフにして、音声だけで会話する
という選択ができるのであれば、これで解決!と言えます。
ただ、それだとちょっと紙面が余るので、もう少しお付き合いください。汗
多汗症患者のオンラインミーティングで大事なのは、
- 相手にどのように見られているかを理解すること
- 相手の無反応さに反応しないこと
ではないかと考えています。
相手にどのように見られているかを理解する
これを把握することで心理的な安全を手に入れることができます。
オンラインミーティングツールでは、たいていが自分の映像が、右下あたりにワイプのように表示されています。1対1では、基本的には相手側には大きく表示されているはずです。
主なオンラインミーティングツール
- LINE
- Facebookメッセンジャー
- google meet
- Skype
- Zoom
- Cisco Webex Meetings
- Microsoft Teams
考えておきたいのは、複数名でのミーティングです。
想像力たくましい多汗症患者にとっては、たとえオンラインであろうとも、複数名であれば「人前」であり、緊張感を生み出すシーンになります。
さて、この場合、相手にはどう見られているのでしょうか?
これを正確に把握するには、利用しているツール× デバイス を抑える必要がありますが、基本的には、この2点であることをおさえておけば問題ありません。
- 「ギャラリービュー」「タイルビュー」(一画面に複数名が表示)
- 「スピーカービュー」(発話者が表示される)
肝心の参加者側画面での自分の見え方ですが、ツールとデバイスによっては、❶が非対応のケースもあります。が、この機能が利用できる場合は、たいてい❶を選択していると考えて良さそうです。
また画面表示人数の最大を超える参加者がいる場合は、ツール自体が❷のスピーカービューを自動設定しているケースも多いと思われます。
さて、あなたは❶と❷どちらが負荷が少ないでしょうか。私は、❶の方がより安心感があるように思っています。理由は、
- 複数分割によって表示領域が小さい
- 他の参加者も表示されているため自分への注目度が低い
からです。
ただ、残念ながら、相手のビューはコントロールができないため、どう見えているかは、相手しかわかりません。とはいえ、僕のように心配性な人は、おそらく勝手にスピーカービューにしていると思ってしまうのではないでしょうか。悲しい性です。
ご自身はいかがでしょうか。特定の人の顔を凝視するでしょうか。別の画面を見ている時もあれば、参加者を見ているようでふわっと見ているだけじゃないでしょうか。
ただ、それでもワイプに自分が映っているので、相手も見ていると思い込んでしまう
否!
オンラインミーティングで心理的なストレスを感じたら、まずは、自意識過剰だぞ!相手側は、ちっちゃく映ってるか、自分なんか見てないぞ!と言い聞かせ、逆にこっち側の画面を見られてないことを逆手にとり、相手の表情に集中しちゃいましょう!
相手の無反応さに反応しない
オンラインミーティングは、多くのビジネスマンにとって急にやってきた存在です。誰にとっても慣れが必要です。オンライン上のコミュニケーションも発展途上の段階なわけで、リアクションの仕方もみな手探り状態です。
会議の参加人数が多くなればなるほど、リアクションは希薄になっていきます。これはもう致し方ないことでしょう。もし、多くの参加者がいる場での発言、プレゼンを強いられる場面があったら、相手の無反応に無邪気に反応し、心を痛めることのないようにしましょう。
また、オンラインでもリアクションの良い方は必ずいるはずです。その方を見つけ、固定ビューに設定し、その方に向けて話す、という方法も有効です。ぜひ試してみてください。
最後の手段
そして最後の手段は、先述したとおり「ビデオをオフにして、音声だけで会話する」です(笑)
- 「ちょっとネットワークが重いので映像オフります」
- 「すみません、部屋がちょっと映せないので。。。」
- 何も言わずにオフ状態で参加する
など、取れる方法はたくさんありそうです。
これから夏場を迎えるので、クーラーの聞いた部屋も心強い味方になってくれます。オンラインミーティングをするテレワークの環境を快適に整えることも意識してみてはいかがでしょうか。
多汗症患者にメリットが大きいオンラインミーティングを制し、アフターコロナのテレワーク時代に備えて、汗に怯えずともに過ごしていきましょう!
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