先日、この記事「気をつけよう!多汗症患者の47.8%が制汗作用のないデオドラント剤を使用している」で、多汗症の人が制汗作用の入ってないデオドラント剤を使用しないよう、注意喚起しておきながら、そのデオドラント剤の記事ですみません(汗
かいた汗を素早く乾かすという発想
日経トレンディネットに新技術として紹介があったので思わず、記事にしたくなりました。
なんと、汗を止めるのではなく、かいた汗を素早く乾かすという製品だそうです。
多汗症の人にとっては、汗をかくことを止めたいものなのですが、かいてもすぐに乾くということであれば、「やばい、汗よ止まれ!」という心の声を発することがなくなる可能性があります。そうなれば、そこから始まる滝汗への連鎖も止めることができ、「かいても止まるから大丈夫」と心理的な余裕が生まれてきます。僕はやはり汗そのものを止めたいのですが、比較的軽度な多汗症の方には、薬用や塩化アルミニウムなどを利用せずに改善できる一手になりそうです。
制汗剤市場への期待
こちらのグラフは制汗剤市場の推移です。
画像引用元:クロス・マーケティング
「ヒット商品を生み出すマーケティング第2回中高生から「働く女性」へターゲットシフト」
制汗剤市場は年々、拡大しています。近年はやや横ばい気味ですが、男性用制汗剤の成長率は凄まじく、2013年までの10年間で271%になっています。明らかに私も市場を牽引する消費者の一人であることは間違いありません(笑
制汗剤市場は少なくとも今の規模を保つと思われますので、今後もこのような新製品が期待できますね。
とはいえ、市場のニーズは、
- 自身が快適に過ごしたいというニーズ
- 周囲の人に臭いで不快に思われたくないという対人を意識したニーズ
とされており、オシャレビジネスマンや意識高い系男子がターゲットになっています。じつはここに多汗症というキーワードも隠されていることをぜひ製品開発者の方は知ってもらいたいところです。そこからさらにセグメントを分け、多汗症サラリーマン、多汗症大学生、多汗症高校生などピンポイントで効果のある製品を市場投入されることを期待しています。
自分に合ったアイテムを
僕ら多汗症の人間は、「制汗作用」に重きを置いて、自分に合ったアイテムを選んでいきましょう。
ちなみに薬用デオドラントZは、塗るタイプのエッセンスと手を汚さず濡れるロールオンの2種類あるようです。Amazonのレビューを見ると、どうやらロールオンが塗りやすく高評価でした。僕も今の時期、試してみたいと思います。
Amazon製品一覧
5件の結果 ドラッグストア : ボディケア : デオドラント・制汗剤 : “薬用デオドラントz”
楽天では特売セールもやっていたので気になる方はぜひチェックしてみてください