このブログでもお伝えしているように私は頭部の多汗症でした。
精神性発汗によるところが大きく、
止めようとするとどんどん汗が出てくる、
という負のスパイラル。
いまは、発汗を抑えるアイテムとメンタル的アプローチが功を奏し、汗に悩まされることがなくなりました。とはいえ、そこに至る道のりは10年以上かかりました。
今にして思えば、かなり遠回りをしましたね(汗)
断言できることは、発汗を抑えるアイテム探しに時間を費やしすぎたことです。
当時、いくら調べても精神性発汗を治す術はなく、可能性の高そうなETSは、費用や負荷の割には、代償性発汗のリスクなどどうしても踏み込めませんでした。(そもそも頭部に効くと思えませんでした。)
それゆえに、自分にあった最適なアイテムを見つけるしかない。
そんな思いに捉われていました。
ただ、塩化アルミニウムに効果を感じたものの、発汗部位が頭部・額ということでイマイチ使いこなせなかったり。並行して服用し始めた、抗不安薬のエチゾラムが解決の兆しを見せたかと思えば、輸入禁止の規制にあったり。
アイテム探しの旅は7〜8年以上続いたのではないでしょうか。
最終的にパースピレックスとデパスに落ち着くことになりましたが、今にして思えばようやったな、という感じです。
いまコーチとして、マインドの知識を学び、クライアントさんとのセッション経験を積むと当時の自分に何が起きていたのかがよく分かります。汗を止めるアイテム探しに夢中だった頃の自分は、
「汗を止める手段がなければ何もできない。」
「汗を止めねばこの場が終わる。」
そんな考えにそれはもうどっぷりと浸かっていました。
ふと疑問に思ったのは、当時マインドに関して学びの浅い私は一体どうやってそこから抜け出せたのだろう?ということです。
(瞑想はやっていましたが、当時はこれだ!という成果を感じてはいませんでした。)
おそらくですが、こんな思考プロセスだったと思います。
①どんなに良い制汗剤も額へ塗布するリスクがあるし、どんなに効き目のある内服薬も(眠気などの)何らかの副作用がついてまわる
↓
②結局のところ、完治することはできない
↓
③これらの方法は、根本治療ではなく対処療法
↓
④効果を感じられることは確か
↓
⑤なら、日常的に使うのではなく、ここぞと言う時に使うものと割り切る
↓
⑥ここぞの時さえ抑えられれば良し(最悪を回避できればよし)
↓
⑦治すのではなく、汗とうまく付き合おう(それしかない)
↓
⑧開き直ろう
そんなふうに心がけるようになりました。
そして、そのタイミングでコーチングに出会い、やりたいことに目を向けて行動することで、いつしか汗のことを考えなくなった自分がいました。
10年の歳月、、、。
発汗を発症した当時の自分へアドバイスしてあげたい。。。
もし自分と同じような心境の人がいたら、そんな思いはしてほしくないので、少しでもお役に立つように全体像を整理しました。
私の開き直りに至るプロセスは、おおきく3つのステップになります。
2 受け入れる(≒ 開き直る)
3 価値に沿った行動をとる
まさにこの流れです。
とくに1はやっかいです。
本人は、まさにその渦中にいるため気づくことが難しいのです。
もし当時、今の自分がそばに居てフィードバックをしながら歩めたのなら、10年も悩まずに済んだはずです。逆にいえば、気づきを得られなければずっと抜け出せないわけですから本当に難しいところです。
そのためにも、気づきを与えてくれる存在が不可欠です。
あなたのそばにフィードバックをしてくれそうな理解者はいますか?
思い浮かぶ人は、ぜひその方を頼ってみましょう。多汗症の悩みを打ち明けられる存在は、居てくれるだけで有難いです。さらに、自身の捉われた思考を開放してくれる存在とも言えるわけですから、もう感謝しかないですね。
とはいえ、多汗症の悩みはパートナーや家族にも打ち明けづらいものですから、その存在がそばにいないことのほうが普通といえます。
そのような方にこそ、このブログや私を存分に活用してほしいと願っています。
多汗症の耐え難い辛さ、恐怖を誰よりも理解する元多汗症コーチという稀有な存在ですので(笑)
これからも多汗症で悩む人を全力で支援していきます!
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