制汗剤

男の顔汗に噂のサラフェプラスを使用してわかった注意点(副作用?)を伝えます

どうも。顔の多汗症改善に日々取り組んでいるコバヤシです。先日、サラフェプラスの記事を書いたところ、思いの他アクセスが多かったので改めて大事なことを伝えます。

何度も言うけど、サラフェプラスを利用する前にまず医薬品から

顔の多汗症に本気で悩む人が最初に試す薬は何度も言いますが、サラフェプラスではありません。ずばりオススメはパースピレックスローションタイプとプロバンサイン(ジェネリックのプロスパスもok)です。詳しくはこの記事を参考にしてください。

サラフェプラスに適した人とは?

上記の記事にも記載していますが、サラフェプラスを使うのは、パースピレックスとプロバンサインをしっかりと使ったあとです。または、顔汗の効果よりも肌への負担や心理面を重視する方で、以下のような目的のためなら適していると言えます。

・肌への影響を気にせず、日常的に使いたい
・いつも塗れるという安心感を得たい

誰も教えてくれないサラフェプラスの注意点(副作用?)

サラフェプラスを紹介している多くのサイトでは、サラフェプラスには副作用がないとされています。確かに僕も日常的に使用しており、実際に塗っている額や顔面、首回りに特に影響はありません。またパースピレックスのように塗った直後にヒリヒリする、なんてこともありません。

では、どんな注意点ががあるのかというと、ずばり「代償性発汗」です。

代償性発汗とは
主に(胸腔鏡下交感神経節遮断術(ETS)において、ほぼ例外なくある副作用で、本来出る汗だったものが、手術によって遮断され、他の部位からから汗が出てくるという現象。

サラフェプラスを使用した夏の日のエピソード

この「代償性発汗」ですが、本来はETSなどの手術のケースに起こる副作用ですので、サラフェスプラスには適した言葉ではないのかもしれません。あくまで、僕の経験談から感じたことにすぎません。当然しっかりと調査したわけでもなく、顔汗の対策をこうじている一個人の感想です。ですが、サラフェプラスを肯定する前向きなものでもあるため、使用を検討されている人には、少しでも役に立てる情報だと信じています。ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

70名が集うパーティーへの招待

つい先日、70名近い人が集まるパーティーへ参加しました。この時期の都内で昼からスタートのパーティー、僕は招待とされたと同時に、ほぼ瞬間的に汗のことが頭によぎりました。

(脳内の思考はこんな感じです。「カジュアルなパーティーとはいえ、Tシャツ一枚は不適切だよなー、あー厚着しないと、、、人も多そうだな、、、汗が心配だ。。。」)すでに顔の多汗症はほぼ改善されているんですが、まだまだこういう時に気にしてしまうところが改善の余地ありと感じています。

勇気をもって参加!

当然、汗のために欠席するという選択肢はなく、勇気を持って参加してきました。結果的には、無事に楽しい時を過ごせたのですが、そこで使用していたサラフェプラスで注意すべき点に気づきました。

最近の私の汗対策は、パースピレックスで確実に成果があったので、肌への影響を考慮してサラフェプラスを外出前に塗るようにしていました。パーティー当日もサラフェプラスを塗って行きました。おそらくいつもより多めの量を塗ったと思います。

発汗イベントは準備が大事

そして汗対策の大事な心構え、イベント開始前に十分に涼む時間を確保することを徹底している僕。この日も開場40分前に到着し、場所も下調べしていました。すぐ近くにカフェがあったのでそこに入ろうとしたのですが、どうも同じパーティー出席者がいそうなので、そうなるとゆっくり落ち着けないと思い、それなら帰りに買おうとしていた本を先に購入してしまおうと、本屋へ向かいました。

徒歩5分。これだけでも多汗症に悩まされた僕だったら、顔は汗びっしょりなんですが、額を触ってもほとんど手に汗がつかなかったのには、驚きました。程なく本屋へ到着。ここで、目当ての本がなかなか見つからず、意外と時間をとってしまいました。大きな本屋なので、検索端末で探したんですが、、。結局、急ぎめに会場へ向かう羽目に。

意外な発見

会場に着くと参加者のみなさんも汗だくな方が多くて超安心。やっぱり暑いと人は汗を掻くんですね、と心の中で当たり前のことを思ってました(笑)そんなことを考えていると、参加者の知り合いの方から、こんな声をかけられました。

「コバヤシさん、ジャケット着てるのに涼しげですね〜」

いや、びっくりしました。そうなんです。急いで会場に向かったのに、顔にはほとんど汗をかいてなかったんです。なんとなく汗だくな感じがしていたのは、実はワキの汗だったことをその時に気づきました。

知っておいて欲しいこと

そこで思ったんです。サラフェプラスが額の汗に役に立っているため、その分の汗がワキに集中したんだと。パースピレックスの使用時には、そこまで汗だくになることがなかったから、意識していませんでした。いわゆる「代償性発汗」です。やはり汗自体は体温を下げる役目があるため、普段出やすい汗腺が抑えられたら、次に出られる汗腺から出る、のは当然と言えば当然です。

これは制汗剤を気持ちよく使いたい人は、ぜひ知っていて欲しいです。これは使用を控えるということではなく、あらかじめ「代償性発汗」があると心の準備をして欲しい、という意味です。また僕の場合は、ワキの汗が増えることが分かったので、次回同様のシチュエーションの際には、ワキ汗用のパットもあらかじめ用意し、ワキ汗が目立たない服装を心がけるつもりです。

でも、本当に暑い日はサラフェプラスも塗らずに、そのまま汗を流せることが一番なんですけどね。そんな日が来ることを願いながら、改善を続けていきます。

サラフェプラス

パースピレックス・ローション(Perspirex Lotion)

プロバンサイン(Pro-Banthine)15mg

おまけ

ちなみに私が買いたかった本は「サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福」です。全世界で500万部売れている大ベストセラーなんですが、パーティー前日に上巻を読み終え、どうしても早く続きが読みたくて、汗のリスクを考えながらも、お酒が入る前に買っておこうという結論に至り、本屋へ足を向けてしまいました。

あまり知る機会がなかった人類史を新たな視点で学ぶことができ、自分の価値観に影響を与えてくれる貴重な読書体験となりました。汗の悩みを忘れさせてくれる夏のひと時にオススメの一冊です。

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パースピレックス・ローションタイプ

当ブログで最もおすすめする制汗剤がパースピレックスのローションタイプです。汗のニオイを抑えるのではなく、発汗そのものを抑える制汗剤です。角栓にフタを形成し、汗腺の出口を塞ぐことで、発汗を抑えてくれるという頼もしい存在です。知らなかった方、市販の制汗剤でやり過ごしている方には、ぜひ一度試してもらいたいです。

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